中国の古くからの健康法というと、気功が挙げられます。
中国では気功や太極拳は、誰でも日常的にやっていると思われがちです。
確かに朝の公園でやっている人や集団は見かけますが、「誰でも」ではありません。
特に若い人は興味がないのではないかな。
とは言え、前回紹介したスワイショウは、いつでも手軽にできますし、
本格的な気功を行う前の準備運動としても行なわれます。
私は、90年代前半の北京駐在中に老師から気功や太極拳を学びました。
2000年から4年間の香港駐在中にも太極拳を学びました。
太極拳は、自分にとり奥が深すぎて続きませんでしたが、
今まで30年続けているのがスワイショウであり、
今回紹介する「六字訣」です。
六字訣は息を吐きながら発声する気功です。
「訣」は奥義の意味です。
六個の字を発音しながら簡単な動きをすることで、
いろいろな臓器を刺激し健康に効果があると言われています。
厳密には各臓器と関係する体の中の気の流れである経絡を刺激するのですが、
判り易く臓器と表現しています。
六個の字と効果のある臓器は以下の通りです。( )内は中国語の発音記号であるピンインです。
嘘(xu) :肝臓
呵(ke) :心臓
呼(hu) :脾臓
呬(si) :肺
吹(chui):腎臓
嘻(xi):三焦(肺から膀胱にまたがる、人体の根本的な気のもとである「元気」を全身へ広げる中国医学特有の無形の器官)
何れも口へんが付いた漢字で、日本語では使わない字もあります。
発音のために割り当てられた字なので、意味にこだわらなくてもよいです。
また日本語にない使わない発音が多く、少し難しくかんじるかもしれません。
1つの発音、呼吸、動きを6回繰り返し、計36回します。
これを朝晩2回、30年近くやっています。
出来れば、内臓の部位が良くなるとか、発音をその部位に響かせると想像しながらやるのがベストですが、36回意識的に深い呼吸をすることだけでもよいことだと感じています。
発音や動きについて、説明しようと試みましたが、判り易く表現することは難しいので断念しました。
そこで、youtubeで「六字訣」を検索しますと、やり方や発音の仕方を説明する動画がいくつも出てきます。
私が習ったものとは、動きが違いますが、発音は共通しており、それをもとに試してみても良いと思います。
私が習ったのと近い動きを載せているのが以下のサイトです。
興味が湧くようでしたら、是非やってみてください。
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