多くの出来事は引き寄せで発生している
魂の成長のため大きな出来事を設定した人生の青写真を決めて生まれ来ている、ただし結果は出来事に対する考え方や行動に左右されるということについて説明しました。
出来事に対する積極的な態度や努力が2番目の引き寄せに繋がっていきます。これは、原因となる行動により結果が起きる因果関係もありますし、考えたことや思ったことが叶うといういわゆる「引き寄せの法則」もあります。良い結果を希望してそれが叶う、つい悪い結果を想像してしまってそれが実現してしまう。希望や想像から意識的であれ無意識的であれ行動に繋がり結果が起こる。すぐに結果が出てその動線が判り易いこともあれば、長い時間がかかったり、思い続けたのに実現できなかったりとすることもあります。
また希望していたのとは形を少し変えて実現することもあります。
私の例では、10年以上前、1度目の上海駐在時に、その後のキャリアとして公的機関の上海事務所のアドバイザーになりたいと考えていました。それが、気に入っていた上海での生活を続けられ、自分の専門的知識・経験を活かせる道であると考えたからです。
その後一度日本に帰任しましたが、5年後には、同じ勤務先で、例外的な取り扱いで2度目の上海駐在となりました。そして、2度目の駐在から帰任して退職した3か月後には、上記の公的機関のアドバイザーとなり日本で中国との貿易・投資のアドバイザーとなりました。1つの希望が、上海駐在、アドバイザー就任という別々の2つの形で実現したことになります。
これについては、続きがあります。今はやはり上海駐在のアドバイザーになりたいという希望を持っています。今後それが実現するのか楽しみにしています。
また引き寄せが実現できない理由としては、「希望しながらも実現できるか疑いを持つ」、「希望が強すぎて執着となってしまう」、「希望するけれども必要な行動を起こさない」などが挙げられます。
そして、最初の「人生の青写真として、今世は別の道を進むこと選択することを決めていた」というのが案外多いのではないかとも感じてます。
まだまだコツをつかんでいるとは言えないのですが、執着にならない程度で継続的に希望し、時々希望が本当にやりたいことか見直し、希望実現に少しでも役に立ちそうと感じたことをやってみるのが良さそうというのが取り敢えずの結論です。
次回は貢献についてです。