マインドフルネス
今、マインドフルネスについて目にする機会が増えています。
忙しく、コロナ禍もありよりストレスを感じやすい現在、
注目や興味を集めやすくなっていると思います。
Wikipediaによれば、「マインドフルネスは、現在において起こっている経験に注意を向ける心理的な過程であり、
瞑想およびその他の訓練を通じて発達させることができる、
今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること」
と紹介されています。
マインドフルネス状態になるためには、
瞑想やヨガや太極拳などのゆっくりとした意識的な動きが有効です。
今回は、マインドフルネスを実現するための手段である瞑想についてお話しします。
ただし、瞑想は、膨大な分野と深さを持つ概念でありメソッドですので、
あくまで私の現時点での捉え方をお話しします。
瞑想習慣化の経緯
瞑想的なものに初めて触れたのは、今から約40年間でした。
そのころ脳波のアルファ波を活用した脳直開発がブームでした。
能力開発参加したセミナーの講師がインドで学んだ瞑想法も指導していたので興味を持ったのがきっかけでした。
その後も社会人になってから始め15年間続けた心身統一合氣道では集中・拡大法を、
中村天風先生の心身統一法の中で安定打坐等の瞑想法を学びました。
また、誘導瞑想のCDを購入し、折に触れて聞いてきました。
ただし、心や体に良いだろうとは判っていても、なかなか習慣化できずにいました。
最近になり参加した瞑想セミナーで、瞑想は短時間でも良く、
ドラエモンのどこでもドアでハワイに行くような心持で気軽に行えばよいと聴き、
またそのセミナーに参加した仲間と朝晩にzoomでの瞑想会を開き・参加するようになり漸く習慣化してきました。
2つの瞑想の目的
では、何のために瞑想するのでしょうか
目的は、「無心になること」「今ここを感じる」ことの2つあると思います。
1つめは「多心から一心に、一心から無心になること」です。
人間は、1日に何万回も思考すると言われています。
また同時にいくつものことを気にかけることもあります。
その結果、頭が疲れ、1つのことに集中できない状態になります。
このような状態から瞑想によりいわゆる無我無念の境地なりリセットすることができます。
また頭の中が思考でいっぱいですと、ひらめきが生まれる余地が無くなってしまいます。
良いアイデアを思いつくための思考空間を確保する効果を確保する作用もあります。
無心になるための瞑想法とは
簡単な方法としては、呼吸に意識を集中して座り、頭の中に考えが浮かんできても、
「その続きは考えない」と頭の中でつぶやき、また呼吸に意識を集中する。
同じまたは別の考えが浮かんできても、また「その続きは考えない」と頭の中でつぶやく。
これを続けていく方法があります。
また、聴覚を利用した方法として、中村天風先生創建の安定打坐がお勧めです。
これにはYoutube上で「安定打坐 ブザー」で検索した音源を使います。
背中を伸ばして長続きのする姿勢で座り、鳴り出した大きなブザーの音に集中し、一心になります。
急にブザーの音が消えると集中する対象が無くなり、無心の境地を感じることができます。
ただしばらくするとまた雑念が湧いてきます。
次にお鈴の音色が聞こえるので、それに集中します。
徐々に音色が小さくなっていき、かすかになり、最後は消えてしまいますが集中を続けます。
完全に消えたときの心の状態が無心です。
1日数分でもよいので是非試してみてください。
次回は瞑想の2つ目の目的についてです。
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